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今日のなんでもない出来事

諸君らの部屋にストーブはあるだろうか。
「無ければ凍え死ぬよ」という方から、「無ければ絶対絶命だよ」という方、
果ては、「無いなら実家に帰らせて頂きます」という方まで様々であろう。
そして反射式ストーブというものを、諸君らはご存知のはずだ。
灯油を燃料とし、コンセントは不要で単1又は単2の電池を使用、天板にやかんを置けば
暖房と加湿が同時に出来る優れものだ。どこの家庭にも必ずあると断言できよう。
私の部屋にはこれが一つと、電気ヒーターというトースターを改造したような暖房器具が一つある。
そして事件は起こった。

私は帰宅すると同時に両方のストーブを着ける。
電気ヒーターは3、4時間点けてようやく適温に達するという体たらくであるため、
反射式と合わせて運用し、十分に部屋が暖まる頃に反射式の火を消す。というのが
節約志向のマイルームルールであった。

話は飛ぶが、私は現在風邪をひいている。1月終わりに発症したそれは飛ぶ鳥を落とす勢いで常に私の平熱を
下回る36℃未満を記録する凄い勢いの謎の風邪である。
そして症状は喉の痛み、粘性のある鼻水、咳と青い痰、関節痛という、だれがどう診ても
「ただの風邪ですね。」と言わんばかりのただの風邪である。

つまり今の私は湿度を60%程度に保たないと喉が渇いてしぬ。という状態にあり、乾燥にとても弱い訳だ。
帰宅したときの室温は7℃、湿度は30%。
当然、今日も電気ストーブと反射式ストーブを点ける。
そうして「やかん」の位置に置くべきものを思い出した。フカヒレスープだ。
昨日は休日だった為、腕によりをかけてレトルトのフカヒレスープを調理したのだった。
「卵を1個入れて下さい」とあった所、4個入れ、もはやスープなのかあんかけ卵なのか分からない。
そんな愛すべき物体を作り上げた私は、片手鍋を湛えているスープを誇らしげにストーブの天板に置いた。

風呂上り、程よく温まったスープを横目に、私は台所で本日のメインディッシュであるワインを
グラスに注いでいた。
勿論私一人で飲むのだがグラスは3つ。お盆に載せて慎重に食卓へ運ぶ。
そして起きた。起こってしまった。

ぶつかった時、「ああ、やってしまった」とだけ心の隅で思った。
しかし今はそんなことよりお盆の上のグラスを運ぶのに精一杯なのだ。
ようやく食卓(PCデスク)にお盆を置き、落ち着き払って運んでいた3つのグラスを適当な位置に配置してから、
先程の失態を思い出し、振り返り、嘆いた。
見るも無残な光景が振り返った私の眼科に広がっていた。
愛すべきフカヒレスープがストーブより落下し、絨毯を侵食していたのだ。

えもいわれぬ香りを放つ濃厚な汁、飛散する卵、目を凝らしてようやく見える筍、
探しても見つからないフカヒレ・・・
しかしその光景は私の心の奥底にある懐かしい感覚を呼び起こしていた。

ゲロだ。

いつか友人の家で酒を飲んだ時、私はゲロを吐いた。
何故か正座して大人しく自らのジーンズの上に吐いたのを覚えている。
私の左隣の変な奴も吐いた(らしい)
そして性行為(コックス)についての経験を延々語っていたらしい。
家主である友人は泣く泣く絨毯を処分した。
後日、国士無双という高い酒を買って家主に謝りに行き、やっぱり飲んだが、
国士無双の入っていた桐箱は変な友人が持っていった。不条理な話だ。

スープを片付けながらこんなことを思出だしていると、とても虚しくなった。
imizmもこんな気持ちでゲロを片付けていたのかな、と切なくなった。
お酒は程ほどに。

DSC03987.jpg
鎌倉の話が出ました。
江ノ電を降りて、初めての神社だったと思う。
ふらりと入ったのだが、ゆるく暖かい雰囲気の、良い神社だった。
DSC_0936.jpg
ドブ川の白鳥(続)
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